電車や飛行機で遠出をして知らない土地に行くと、やはり街並みを見ながら歩いてしまいます。
その土地ならではのお店を見つけるとスマートフォンで調べて…と、旅の醍醐味を感じておりましたが、
それよりも旅人にありがたいのは街中の「野立て看板」ですね。
受動的に情報を得られるので、新たな発見があり楽しいです。
そこで今回は、『野立て看板のヒミツ』と題しまして、より集客につながる野立て看板のいろいろをご紹介したいと思います。
◇見られる看板、無視される看板
突然ですが、人には視野というものがありますね。これは人が目で見ることのできる範囲を指します。
では、その視野にも2種類存在することはご存知ですか?
この2種類の視野が、野立て看板の運命を大きく左右することになるのです…
では、その2種類とは何なのか。
・中心視野 : 視力が高く、細かいものを見れる領域
・周辺視野 : それ以外の、視力が低い領域
うーん、なんだかとっつきづらくなってきましたね(^~^;)
要は、良く見えるところと、はっきり見えないところがあるということです。
そして人は、歩いている時や車で走っている時に特によく見る範囲というものがあります。
(歩行中はやや下向きで天地30度、左右幅40度の範囲。
運転中は、左右約5度の範囲できょろきょろ。意外と狭いですね。)
それ以外の範囲は、見えてはいるけれど、脳内で無視してしまいます。
かなり高い位置にある看板をわざわざ歩いている時に見ることはあまりありませんね。
(私は上を向いて歩いていて壁にぶつかったことがあるので、少しトラウマです。)
高いお金を払って作ったのに、目立つのに、無視されてしまうなんて…!
2種類の視野とこのよく見る範囲を理解すれば、野立て看板の効果を最大限発揮させることができるのです!
—視野を制する者は野立てを制する—
◇”見やすい”って結局何なのよ?
だったら、無視できないくらい派手で目立つ看板を立てればいいじゃないか!!
答えはNOです。
実は、見える看板と見やすい看板、ややこしいですが、まったく違います。
チラシやポスターと違い、野立て看板は動いている人をターゲットにしなければいけません。
つまり、動いていても読みやすい、わかりやすい看板にしなければいけないのです!
下の3項目を注意すれば、看板のわかりやすさはかなり向上します。
①文字の読みやすさ
細かい文字で伝えたいことをすべて書いても、見てくれる人は少ないです。
パッと見で読める、どんなお店かわかる、ぐらいが丁度いいのです。
キャッチコピーやお店の名前を大きく書いた方が、読みやすいですよね。
写真でアピールするのも一つの手です。(人は文字より写真の方が覚えやすいのです。)
②文字の見やすさ
派手な色(黄色・赤など)を使いすぎてしまうと、色の印象が強すぎて、逆に文字がわかりづらくなります。
濃い地色に濃い文字色だと目がちかちかして読みづらくなった経験は皆さまお持ちだと思います。
それと同じことで、派手で文字が読みにくい看板はどうしても内容が覚えられにくく、集客につながりません。
目立つことはもちろん大事ですが、覚えやすさとは別なのですね。
③文字の理解のしやすさ
見える・読めるだけで、内容が入ってこない看板も、見やすい看板とは言えません。
わざと業種がわからなくしているユニークな看板もありますが、それにも、集客につなげるための様々な工夫がされています。
すっと頭に入ってくるキャッチコピーや、売り文句などはかなり効果的です。
理解しやすい事は覚えやすさにもつながります。
以上のことを考慮すると、わかりやすく、見る人を楽しくさせる看板ができます。
—“派手”食う虫は少ない…—
◇とはいっても自分で考えるのは・・・
日々の業務の中そんな看板のことばかり考えていられない、そんなお忙しい皆様に朗報です。
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